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【イベントレポート】「第8回 エンディング産業展」

 葬儀・埋葬・供養・相続など、終活産業に関するあらゆる製品やサービスが一堂に会する日本最大級のイベント「第8回 エンディング産業展」が、2022年8月31日〜9月2日の3日間、東京ビッグサイトで開催されています。
 今回の見どころは「超高齢化社会に向けた QOL 向上を提案する有力企業 250 社が一堂に集結!」「葬儀・供養・相続・資産運用に関する専門セミナーを 70 本開催」、また「第 1 回資産運用・家計対策フェア」も同時開催されている点です。
https://ifcx.jp/doc/press220823.pdf

 超高齢化社会や多死社会を迎える日本において、注目が集まっているエンディング産業の雰囲気をお伝えします。

※「&for us Think!」のTwitterアカウントでもエンディング産業展の速報を行っております。 よろしければぜひフォローをお願いします! https://twitter.com/Think_for_us

全体の雰囲気の写真

 会場は東京モーターショーやコミケなど、さまざまなイベントが行われる東京ビックサイト。規模の大きさに圧倒されます。

身長194cmの筆者が霞むほど大きな会場

第8回目を迎えるエンディング産業展。コロナ禍による影響などで人数の減少はあるように思われますが、来場者数は2019年に2万人を超え、約350社の出店など、国内における最大級のイベントとして注目を集めています。今年は150以上が出店しているそうです。この日も全国から多くの関連業者が集まっていました。

全体の見取り図

会場内はジャンルごとにゾーン分けされており、今回のエンディング産業展に出店する企業は葬儀設備関連の企業が76社、寺院運営サービス関連が29社、供養設備関連の企業が14社、相続・終活サービス関連が9社、ペット供養関連が4社という内訳です。同時開催の資産運用・家計対策フェアにも、全体で25社参加しているようです。 左側には同時開催の資産運用・家計対策フェアに全体で25社参加しているようです。
各ブースでは新製品の紹介や、サービスの説明、実際の商談までが行われています。気になる製品やサービスをその場で見て試すことができるのも、エンディング産業展の強みと言えるでしょう。

納棺の儀の実演

会場ではセミナーなど体験型の施策も充実しており、3日間で45以上の催しが実施される予定。

セミナー一覧表

イベントは9月2日まで開催されているので、この機会にぜひ足を運んでみるのはいかがでしょうか?

【エンディング産業展の概要】
■開催期間
  2022年8月31日(水)~9月2日(金) 10:00 – 17:00
■会 場
  東京ビッグサイト 南展示場
  〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
  ※アクセス:りんかい線「国際展示場駅」より徒歩約7分/ゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」より徒歩約3分
■入場料
  無料(但し、事前登録の必要あり)
■予約方法
  下記URLより申込(完全事前登録制、WEB事前登録・来場バッジの発行が必要)
  ※以下URLより事前登録を行ってください。
https://reg-visitor.com/registration/top.php?id=1


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市川岳

市川岳

アンドフォーアス株式会社

国際基督教大学教養学部アーツサイエンス学科哲学専攻卒業後、葬儀社(むすびす(株)旧:アーバンフューネスコーポレーション)へ入社。エンディングプランナーとして、年間約200家族との打合せ・葬儀を執り行うとともに、死生学カフェや死の体験旅行など様々なイベント企画を通じて「死へのタブー視」と向き合っている。 現在は上智大学大学院実践宗教学研究科死生学専攻の博士課程前期1年目で、死とテクノロジーが合わさった「デステック」における倫理的問題のアセスメントを中心に研究を進めている。

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