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身寄りのない方にも安心を。連絡サービス「おひとりさまのためのもしもステッカー」
葬祭業を営む企業・株式会社セレモニーは今年7月末、身寄りのない方を対象とした“もしものとき”の連絡ができるサービス「おひとりさまのためのもしもステッカー」の提供をスタートしました。
背景にあるのは、単身世帯の増加や少子化といった昨今の世帯事情。こうした事情は「自身の葬式を誰が執り行うのか」「火葬後のお骨を誰が埋葬してくれるのか」といった問題に繋がり、実際に同社にも孤独感や不安の声が多く寄せられるようになったそうです。
そうした問題を解決すべく、セレモニー社が運営する「一般社団法人終活ケアサポート」が提供する葬儀埋葬委任契約サービスの一環としてスタートしたのが、この「おひとりさまのためのもしもステッカー」です。
このステッカーを携帯しておくことで、在宅中や外出中にもしものことが起きてしまった場合、警察や発見者の方が緊急時にステッカー内側の二次元コードを読み込むことで、株式会社セレモニーへ連絡することが可能。逝去時の契約履行を迅速に行うことができる仕組みになっています。ステッカーのサイズは3×3cmで、2層ステッカーを採用しており、もしものとき以外は連絡先が見えない配慮もされています。常に持ち歩くスマートフォンの背面に貼付することを想定しており、耐久性のあるラミネート加工も施されています。もちろん、固定電話機や冷蔵庫などの壁面に貼っても使用可能。いざというときの備えとして、心に安心をもたらしてくれる、頼れる新サービスです。
【詳細・お問い合わせ】
一般社団法人終活ケアサポート
https://e-syukatu.jp/
TEXT:中澤範龍