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母の余命が残りわずかだと知ったら? 実際に母を看取った作者が描く、介護体験記『20代、親を看取る。』発売中

20代という若さで実の母親を看取ったという、壮絶な経験を記した漫画作品『20代、親を看取る。』が、2023年5月24日に株式会社KADOKAWAより発売。すでに全国の書店、Amazon、楽天ブックスなどで発売され、注目を集めています。

世間では20代の多くの若者たちにとって、「親の死」というものはなかなか身近に感ることのできないテーマです。しかし、その瞬間は急にやってくるもの。

実の母が脳腫瘍を患い、転院先や治療法などさまざまな選択を模索していた作者のキクチさんは、ある日母の余命が3ヶ月であることを告げられます。「最期の時間を家族3人で過ごそう」と決めたキクチさんと父は、自宅での介護を決意。作中では、ふたりが介護に奮闘する様子や介護家族の苦労、そして自宅介護を通して複雑に揺れ動く感情を繊細に描写。「生きていてほしいけど、早くこの日々が終わってほしい」という葛藤を抱えながら、「看取り」と向き合っていく姿を記した、話題のコミックエッセイです。

【著者プロフィール】
キクチさん
2016年頃に、自身の片耳難聴や子宮内膜症をテーマにした漫画をInstagramに投稿し始める。2022年の年始からは、母親の自宅介護について描いた漫画『親の介護はじめました』連載開始。執筆中に母親を看取り、タイトルを『20代、親を看取る。』に変え、投稿を続けていくなかで多くの読者から共感や支持を集める。

【詳細・お問い合わせ先】
『20代、親を看取る。』
価格:1430円(税込)
仕様:オールカラー A6判・176ページ
ISBN:9784046821201
発行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/322209001715/

TEXT:中澤範龍

 

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