死についてお茶を片手に語らう場。「デスカフェ」って、知ってますか？

みなさんは「デスカフェ」をご存知ですか？　デスカフェとはその名の通り、お茶とケーキを嗜みながら死について語らうことを目的とした対話の場のことです。

誕生の背景は1999年、スイスの社会学者であるベルナルド・クレッターズ氏が、妻を亡くしたことをきっかけに、死について語り合う場を思いついたことに起因するとされています。その後、英国の社会起業家により「deathcafe.com」が立ち上げられるとともに、デスカフェ開催のガイドラインが公開されたことで世界的に知られるように。現在では世界70カ国以上で多くの催しが開催されています。ここ日本でもデスカフェは、カフェやお寺、公民館、事務所などさまざまな場所で開催されており、老若男女幅広い層の参加者が集まり、独自の発展を見せています。死について語り合い、生の気づきも得ることのできるデスカフェ。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

【詳細・お問い合わせ先】
https://www.deathcafe.jp/

TEXT：中澤範龍