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NTTファイナンスが手がける終活ツール、「楽クラライフノート」の真価とは

団塊世代が75歳以上の後期高齢者となり、国内の高齢者の人口が増加する「2025年問題」。『&for us Think!』でも、これまでに2025年問題に付随する終活の多様なかたちについて紹介をしてきましたが、目前に迫った超高齢化社会に向け、自治体のみならず大手企業も「終活」に向けたさまざまな施策やサービスを展開しています。

なかでもこのところ注目を集めているのが、NTTファイナンスが提供するスマートフォン向けアプリ「楽クラライフノート 」です。

今回、リリースから2年を待たずしてダウンロード数は6万件を突破するなど、多くの人びとに利用されているこのサービスについて、開発責任者であるNTTファイナンス株式会社の楽クラライフノートチーム岡部担当部長にインタビューを実施。開発の背景から、サービスの特徴などについてお話をうかがいました。

元気なうちから、家族とともに。本人と家族双方に安心・安全を提供する注目のサービス

「楽クラライフノート」は、相続や介護についての不安解消や人生のゴールに向けたサポートを行うべく開発された“エンディングノートアプリ”として、2021年8月に登場。その誕生の背景には、やはり来るべき「2025年問題」が挙げられると岡部さんは話します。

「新規サービスの開発に向けて動き出した2020年頃は、超高齢化社会や老後2千万円問題などがさわがれるようになった時期でもあったので、シニアに向けたサービスに着目しました。終活において何が大切か多くの方にインタビューを行い、マーケットリサーチを進めるなかで、みなさんが老後の不安としていちばんに挙げられるのが“お金の問題”だったんです」

当時実施したアンケート調査では、シニア世代の約6割の方が終活の必要性を感じているものの、実際には実施できていないこと。さらには、親世代と子世代の双方が互いの気持ちを共有できていないといった実態が浮き彫りになったといいます。

こうした課題に対して、資産・家計の管理とともに、終活における不安解消のためのツールとして誕生したのが、これまでにないクラウド型エンディングノートである「楽クラライフノート」でした。

出典:シニアの終活・資産管理に関する調査(2022年11月実施)
MMD研究所/NTTファイナンス(株)

「楽クラライフノート」のダウンロードはコチラ

「何も終活をせずにいきなり亡くなられてしまった場合や認知症になってしまった場合、誰がいちばん困るかというと、実はご本人ではなくご家族なんですね。そうならないためにも、まずは“元気なうちから”終活を知り、はじめること。そして“ご家族と一緒に”取り組むことが重要だと考えています。楽クラライフノートは、そのふたつのことがらを第一に考えながら開発したサービスです」

見せたい人に、見せたい情報を取捨選択。楽クラライフノートでできること、わかること

サービスの骨子である「元気なうちから」「家族と一緒に」というキーワードをもとに作られた楽クラライフノート。世間にはエンディングノートを謳うサービスが他にも多く存在していますが、そうしたサービスとは何がちがうのでしょうか?
また、エンディングノートと比較して、メリットなどもあるのでしょうか?

開発責任者の岡部さんは、デジタルアプリケーションならではの手軽さと、情報共有の取捨選択こそが、このサービスの要であると話します。

「紙のエンディングノートって意外とボリュームがあって、実際に手に取ると『こんなにたくさん書かなくちゃいけないのか……』と、感じてしまいがちなんですよね。手に入れても書かなくなってしまったり、長続きしないといった方も多いと思います。

楽クラライフノートの場合は長文を書く必要がなく、項目を選んだり、写真を登録することで簡単に入力できるので、日々の空いた時間に記しておくことで情報が蓄積されてエンディングノートとしてしっかりと残すことが可能です。

また、物理的なエンディングノートの場合は『すべてを見せる』か『見せない』の選択肢しかありません。しかし、実際は家族内でも見せたいひとと見せたくないひとがいたりしますよね。楽クラライフノートの場合は『誰に』、『どの情報』を見せるかを細かく設定できるので、必要な情報を必要な人にだけに共有することが可能です」

こうした機能は、仮に複数の口座を持っていた場合、「AとBの銀行口座の情報は共有しても、CとDの銀行口座は共有しない」というように、使用者の方の意志にあわせた情報共有の範囲設定も容易に行うことができるといいます。他にも、楽クラライフノートでは、下記のようなことが可能です。

資産・家計管理機能
 ・金融機関等の口座連携を行うことで、最新の資産残高を把握
 ・自動連携した口座の取引をジャンル別に集計し、家計管理

シミュレーション機能
 ・資産、収支情報に基づいた100歳までのキャッシュフローを簡易シミュレーション
 ・登録した資産情報を基にした、相続税シミュレーション

ご本人さまの思いを整理
 ・介護や医療、相続、葬儀、お墓などについて、ご本人の思いを記録

ご家族との共有
 ・ご本人の思いや資産情報など、「誰に」「どの情報」を共有するかを詳細に設定

充実したコンテンツ
 ・終活全般や資産・家計、健康・介護など役立つコラムを毎月発信
  ※パソコンのWebブラウザからも閲覧可能
 ・終活に関する○✕クイズ「終活クイズ道場」
 ・終活専門の相談窓口「終活無料電話相談」

 
さらに、2022年12月には新機能「ライフログ」が追加されました。

「これは遠方で暮らす親の状況を、スマートフォンの状況を通じて“さり気なく見守る”ことのできる機能です。スマートフォンの充電状況や歩数計機能を通じてご本人の状態を確認できるとともに、終活の進捗状況についてもご家族みんなで把握することができます」

🆕ライフログ機能
  ・歩数計を通じて、健康状態を確認
  ・スマートフォンの充電状況をチェック
  ・ログイン状況から、エンディングノートの記入状況も把握
  ・家族で情報共有できるので、ご本人もご家族も安心できる
 

家族みんなが納得できる終活をサポートするために。進化を続けるサービスの今後について

エンディングノートとしての機能に加え、さり気ない見守り機能が追加されるなど、進化を遂げますます便利になった楽クラライフノート。先日6万ダウンロードを突破するなど、ユーザー数も着実に増やし続けているこのサービスの特徴のひとつとして、NTTグループ企業としての信頼性があります。岡部さんいわく、NTTファイナンスが作っているから安心・安全であるというユーザーの方の期待に添っていきたい、とのことです。

「信頼性に加え“中立性”というのもあります。仮に銀行などの企業が同じサービスを展開した場合、『その銀行のサービスに加入しないといけないのでは』という印象をもたれる方もいますが、NTTファイナンスの場合はそうした心配がありません。

また、子世代である40代〜60代が60%以上を占めるメインユーザーではあるものの、ユーザーには前期高齢者と呼ばれる70代前半の親世代も含まれています。スマホやタブレット操作の難しさや、オンラインサービスに対する浸透度が浅い世代ということもあり、サービスを充実させることに目が行きすぎて複雑化してしまっては、結果として不便になってしまうことも。文字の大きさやデザインも含め、わかりやすいこともまた、重要なポイントだと考えています」

さらに、楽クラライフノートはメディアとしての側面も持っており、毎月10本程度の記事を更新中。終活にまつわる記事がメインですが、家系図の作り方や相続、香典など実践的な内容も充実しており、マイナポイントやふるさと納税、制度の改正といった時事的なネタも人気のコンテンツなのだといいます。

「記事はアプリユーザーの方以外も読むことが可能です。アプリへのタッチポイントとして機能させるとともに、WEBで知りアプリで実践するというインタラクティブ性も狙ってのことですが、こうした記事コンテンツも含め、ユーザーの方から実際に終活で何をすればいいのかがワンストップでわかるサービスだというお声も多くいただいており非常にうれしく思っております。もともとの開発コンセプトとして『楽クラライフノートさえ使ってくれていれば、終活はラクに自然にできる』ということを意図していたので、まさにそれが実現できているのではないかと自負しています」

「記事を通じて、ユーザーの方が抱いているお悩みの解決の糸口が見つかれば」と話す岡部さん。楽クラライフノートの今後の展望についてもうかがったところ、次のような答えが返ってきました。

「こうしたサービスは、日本においてまだまだ潜在的なニーズに留まっているように感じられます。そのため、同じ思いを抱いている事業者の方がたとも積極的にコラボレーションをしながら、B to BtoCの施策も含め、未来に向けてできることはないかと日々模索している状況です。楽クラライフノートも昨年末に親子を意識した新機能を追加したばかりですが、なかには『機能が多すぎる』というお声もあるため、実際のユーザーの皆さまのお声に耳を傾けながら精査していきたいと思います。また、ご高齢者の方にはスマホよりもパソコンなら慣れているという方も多いため、今後はPC版も検討していきたいですね」

元気なうちから、家族と一緒に。なかなか話しにくい終活だからこそ、アプリを通じたコミュニケーションなら伝えられること、残せることもあるはずです。ぜひこれを機に、親子の未来について考え、具体的な取り組みをはじめてみませんか。

「楽クラライフノート」のダウンロードはコチラ

記事

岡部 担当部長

NTTファイナンス株式会社 楽クラライフノートチーム

1986年、NTT(日本電信電話株式会社)に入社。 1991年からのニューヨーク駐在以降、主にグローバルビジネスに従事。 2002年からはシドニーにてグローバル・プライベートNWやグローバルIPバックボーンの提供、帰国後はデータセンター、ITマネジメントサービスの提供に従事。 2010年からは北京にてNWインテグレーションの提供、その後はリース、ファクタリング事業に従事。 2019年から現職。

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